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桃太郎 承 (二)

 河原で中学生をぶちのめしたとき、梶取さんはきちんと状況を把握したうえで、暴力をもって事態を収束しようとした。どうして梶取さんがそんなに強いのかは、しばらくのあいだ謎だったけれど。
 ふつうは、相手を殴ろうと思ってもとっさには手が出ない。暴力自体に対するためらいや、返り討ちにあったらどうしようという恐怖があるからだ。
 喧嘩というのは、慣れと瞬発力が必要とされるんだと思う。梶取さんは、暴力をふるうことに慣れていたし、気迫を一挙に爆発させるすべを身につけていたのだ。
 ではモモくんはどうかというと、これが梶取さん以上に謎だった。
 中学生に蹴りを食らわせたとき、モモくんは当然、自分を「正義の味方」だと思ってたわけではないだろう。事情も最後までよくわかっていなかったみたいだし、気持ちの昂揚とか、暴力をふるうための肉体的緊迫とかが、まったく感じられなかった。
 フルーツサンドをかじるときと同じテンションで、モモくんはひとを痛めつけることができた。
 モモくんは優しかったけれど、残酷でもあった。寛容だったけれど、偏狭でもあった。
 スーパーに花火を買いに行ったら、レジで前に並んでいた老人が、小銭を出すのに手間取っていた。手がぶるぶる震えていて、いつまでたっても代金を財布から取れなかったようだった。それを見たモモくんは、横からすごい勢いで老人の財布を引ったくり、トレーの上に小銭を全部あけた。
 「こっからおまえが取れ」
 ぼんやりと代金をを待っているだけだった店員に向かって、モモくんは怒鳴った。店員も、僕も、老人も、突然の行動と怒声にすくみあがった。店内の客の目が、そのレジに集まった。モモくんの監視のもと、店員はおそるおそるトレーから代金分の小銭を選り分け、モモくんが放ってよこした老人の財布に、残りの小銭を戻した。
 老人はますますひどくなった震えをなんとか押し殺し、ビニール袋に入った商品を受け取った。ようやく会計の番がまわってきたモモくんは、こちらを見ないようにしながら去っていく老人のことなど、きれいに忘れたようだった。
 花火を買うと、モモくんは上機嫌でこちらを見た。「はやく夜にならねえかな」
 その無垢な笑顔と、さきほどの怒気を重ねてみようと試みたけれど、無理だった。

 またある日、夕立があった。モモくんは、濡れそぼって二回りぐらい小さくなった仔猫を拾い、マンションの部屋に上げた。
 濡れた毛をタオルでぬぐい、レンジであたためた牛乳を飲ませると、仔猫は元気になって部屋中を走りまわった。モモくんは好きなようにさせていたが、雨があがって夕焼け空になると、仔猫を四階の窓から落とした。
 「下まで連れて行くのが面倒だから」
 仔猫は空中で何回店もしながら落ちていき、敷地内にある自転車置き場のトタン屋根に着地した。仔猫はふらふらしながら、哀れで弱弱しい泣き声を上げた。僕はたまらなくなって、モモくんの部屋から帰るついでにトタン屋根にのぼり、仔猫を抱き下ろしてやった。
 モモくんと梶取さんと尾長と僕とで、夕涼みがてら多摩川の土手を歩いていたときのことだ。
 獰猛そうな黒い大型犬が、僕たちのほうに突進してきた。首輪はしていたが引き綱はなかった。飼い主らしき中年の男が、河原で薄笑いを浮かべながら、「おーい、だめだぞ。戻って来い」と、気のない様子で犬の名を呼んでいた。
 マナーの悪い飼い主がいて、自分の犬が通行人を脅かすのを楽しんでいる、という噂は、マンション内での主婦の立ち話や、河原で野球をする小学生たちの会話を聞きかじって、なんとなく知っていた。
 尾長は犬が苦手なのか、すぐさま身体を反転させて土手の上を逃げ始めた。犬は逃げるものを追う習性があるから、勇み立ってこちらへやってくる足をいよいよ速めた。
 はじめて見る尾長のあわてたさまを笑うことは、僕にはできなかった。噛まれたくないという恐怖で、棒立ちになっていただけだったからだ。梶取さんはいつもどおり、モモくんと手をつないでいたが、モモくんから不穏な空気を感じたのか、その手を離して一歩下がった。
 僕たちに向かって突進してくる犬を、モモくんはつまらなそうに待ち受けた。荒い息を吐いて低くうなる犬の口からは、ピンクの薄い舌が垂れ下がり、白く輝く鋭い牙が見えた。
 無尽蔵な気迫と、滑稽な使命感に漲ったその犬の姿は、ほんの少しだけ、僕には羨ましく思えた。ほんの少しだけだけど、恐怖とない交ぜになった羨望を、僕はその醜い犬に抱いていた。
 飛び掛ってきた犬に、モモくんはなんのためらいもなく自分の左腕を噛ませた。そして次の瞬間、犬の横っ面を右拳で思い切り殴りつけた。
 鈍い音がした。犬は土手に転がり、泡を吹いて四肢を痙攣させていたが、最後に「キャン」と哀れに鳴いて、動かなくなってしまった。飼い主がわめきながらそばに駆け寄ってきた。
 「おじさんの犬が先に噛みついたんじゃない」
 と、梶取さんが静かに、しかし抑揚のない声で言った。
 飼い主は黙った。モモくんが、左腕からだらだら血を流していたからだ。それ以上、自分の犬が殴られたことを責めても、なんの得にもならないと悟ったのだろう。
 モモくんは、危険に直面しても身構えたためしがない。不安や恐怖という概念は、モモくんのなかにはなかった。
 たいがいの人は、感情を理性と常識によって制御する。
 モモくんを見ていて、僕は思ったことがある。感情というのは、理性によってうまれるものなんだと。
 理性と常識があいまいなモモくんには、感情もまた、あいまいな情動としてしか存在しなかったのだ。
 モモくんは熱することも冷え込むこともない心を持っていた。そのときそのときの自分の気持ちに、すごく忠実に従った言動をするだけだった。理由となるような感情は、なにもないままに。
 モモくんは突然、
 「長生きしたいな」
 と言ったことがある。「でも俺は、長生きしない気がする。ばあちゃんも、よく俺に言った。おまえの父親はろくでもなかったから、おまえもきっと三十まで生きないって」
 太く短く燃焼しつくすのが似合いの俺、と悪ぶりたいわけでもなく、こんなことを急に言い出すなんてどうかしてるぜ俺、と照れにまぎれさせながら健康不安を訴えているわけでもなかった。「このままいくと温暖化がどんどんひどくなって、南の孤島は沈んじゃうんだってよ。でもしょうがないね」と、ひとごと以外のなにものでもない諦めをもって、既定路線について語るのに似たニュアンスだった。
 犬のことがあってしばらくしてから、梶取さんは僕と尾長に言った。
 「あのとき手を離さなかったら、モモはあたしの腕ごと、犬の前に振りかざしたと思う。犬があたしの腕を噛むかもしれないことなんて、全然気にもしないで」
 そんなことはない、とは言えなかった。僕はただ、
 「モモくんは梶取さんのことが好きだよ」
 とだけ言った。
 「そうでしょうね」
 と、梶取さんはちょっと肩をすくめた。「だけど、犬の動きを止めるために噛ませるものが必要だと判断したら、やっぱりあたしの腕でも、ちっともかまわなかったはずよ」
 尾長は黙ったままだった。視線は広げた雑誌に注がれていたが、梶取さんと同じことを思っているのがわかった。
 「愛情、衝動。怒り、喜び。彼のなかでは全部いっしょくたになっていて、あたしはたまに、見分けがつかなくなる」
 と梶取さんは言った。モモくんが外から帰ってきたので、その話はそこで終りになった。
 モモくんは、だれかからかかってくる電話に応じてちょくちょく外出した。二、三時間して戻ってくると、かすり傷や打撲を負っていることが多い。
 梶取さんと尾長の会話から、僕はモモくんが喧嘩の助っ人をしているんだと推測した。モモくんはどうやら、ひとを殴ったり蹴ったりして小遣い稼ぎをするようだ。いくら伝説に彩られているからといって、ただの高校生に、いったいどんな世界からの暴力の依頼と需要があるのか。僕には見当もつかなかった。
 「それはまあ、いろいろじゃない」
 と梶取さんは言った。「高校生同士の縄張り争いとか、闇金の取立てとか。モモもふだんは断ってるみたいだけど、休み中は暇だから」
 「モモくんは、この部屋で一人で暮らしてるの?」
 僕が重ねて尋ねると、尾長がばかにしたようにつぶやいた。
 「見りゃわかるだろ」
 部屋はもともと、モモくんの母親のものだったらしい。ただ、モモくんは母親の顔を知らない。父親はいないそうだ。モモくんはこの部屋でおばあさんと暮らしたが、おばあさんもモモくんが中学生のときに亡くなったので、それ以来ひとりだ。
 「でも、生活費は? 喧嘩の助っ人ってそんなにもうかるの」
 「本人に訊けば」
 と尾長は言った。
 「なんの話だ」
 台所からモモくんの声がして、リビングにいた僕は急いで振り返った。気付かぬうちに帰宅したモモくんが、台所の流しで勢いよく顔を洗っていた。
 その日のモモくんは無傷だった。
 「何の話だっつの、おい」
 さっきまでの話が聞こえていて、あえて詮索しているようでもなかった。モモくんは帰ってくると、不在の時間を埋めるように会話に加わりたがるのだ。
 「なんでもない。帰ろうっと」
 尾長が立ち上がった。僕もあわてて、「じゃ、僕も」と尾長につづいて玄関に向かう。部屋にモモくんと梶取さんと僕が残ったのでは、僕は邪魔以外のなにものでもないからだ。
 古ぼけたエレベーターが、ぐらぐらと四階まで上がってくるのを待つ。尾長は同じマンションにある自分の家へ、階段を使って下りていった。さよならもなにもない、いつもどおりのそっけない態度だった。
 僕が夏期講習をさぼっていることは、じきに親の知るところとなった。出席表がわりのタイムカードをずっと押していなかったせいで、塾から連絡がいったのだ。
 「アンタは毎日、どこへ行ってたの」
 当然、母親はすさまじく怒った。和室に正座させられて、二時間にもわたって説教された。眼前にある説教のネタがつきてもまだ怒りがおさまらないもんだから、母親はどんどん過去にさかのぼって、僕の悪行をならべはじめる。
 だいたい、中学のときにもうちょっと頑張ってれば、ひとつ上のランクの高校にだって行けたはずでしょ。お母さんがあれほど言ったのに、あんたったらちっとも勉強しないで。いまじゃまわりに流されて、だらだらするばっかりになっちゃってるじゃないの。小さいときから、担任の先生はあんたのことを「粘りがたりない子だ」って言ってたのよ。それなのにあんたときたら……塾だってタダじゃないのよ。お父さんが毎日朝から晩まで働いてるおかげで、あんたもこの家に住めて、お小遣いだってもらえるんじゃない。もう少しこれからのことを考えて行動してちょうだい。そういえばあんたは幼稚園のときも、後先のことを考えずに走ってる車に触ろうとしたことがあったわよね。親を心配させて、いったいどういうつもりなの。あんたが生まれたときなんて、お母さん十四時間も陣痛に耐えたのに。
 以下、受精卵が着床した瞬間まで話がいっちゃうんじゃないかと思うほど、母の説教は執拗に続いた。僕はそのあいだ、「はあ」とか「ごめん」とか適当に相槌を打ちながら、モモくんはいいなと思っていた。
 うるさく叱る者もいなくて、自由気ままに自分の力で毎日を生きている。たしかにモモくんは、言葉をなんでも額面どおりに受け取っちゃうほど頭悪いけど、すごくおとなでたくましい。もしかしたら、毎日献立と天候と子供の教育のことにだけ頭を悩ませている母親や、会社と家を黙々と行き来する僕の父親よりも、ずっと。
 僕は、羨ましさとあせりがごっちゃになったような気分でいた。

 話がなかなか核心までたどりつかない。話すことによって、みっともない言い訳や、赦しを乞おうとする卑屈さが、一気に噴出しちゃうんじゃないかと心配だからです。
 このCDにはどらくらい録音できるんですか。へえ、そんなに。それでも足りないって言う人もいるんですか。でも、そこまでの時間をかけて語りたいことは僕にはないみたい。
 いくら「人類の生活記録」と銘打たれているからといって、実際、ディスクに吹き込むべき事柄はひとつ。そうでしょう?
 どうして僕が、地球から逃げられたのか。

 母に怒られてからも、僕は懲りずにモモくんの部屋へ遊びにいった。母は、僕が塾をサボってだれとどこでなにをしているのか、きっとすごく不審と不安を抱いていただろう。休みの大半をモモくんたちと過ごしていることを、僕はだれにも、親しい学校の友人にも話さなかったからだ。
 モモくんの部屋に集った僕たちは、特別になにかをするでもなく、だらだらと過ごした。昼間はエアコンをキンキンにきかせて。夕方には、立ち並ぶマンションや住宅のあいだをくぐりぬけて届く、かすかな川風のために窓を開け放って。
 モモくんは、よくヘッドホンで音楽を聴いていた。漏れ聞こえる音と、部屋のあちこちに散らばったCDケースから、聴いているのは意外にも、ワーグナーやショパンの交響曲だということがわかった。
 「俺の頭んなかではさあ」
 モモくんは言った。「いっつも音楽が流れてる。ガキのころから、気が付いたらそうだった。いろんな楽器の音、いろんな人の声が重なってる。すげえきれいなやつが。『なんなんかなあ、これ』って、ずっと不思議だったんだけど、だれかに訊くこともできないわけ。むちゃくちゃ複雑で、俺一人の口じゃ説明できないくらいの音の塊だから。んで中坊のときCD屋の前を通ったら、似たような音楽が流れててさ。『これ、なんていう音楽だ』って店員に訊いたら『クラシックだ』っつうから、それからなんとなく聴いてる」
 モモくんが中学までクラシックの存在に気付いていなかったというのは、驚くほどのことでもない。どうせ音楽の授業なんて出席していなかったんだろう。
 「作曲家になれるよ」僕は感心して言った。
 「ムリ。俺、楽譜書けねえもん」
 「頭のなかで流れてるなら、なにもそのうえCDを聴かなくてもいいんじゃない」
 と、梶取さんは言った。
 「のべつまくなし、頭の奥のほうで音が鳴ってるってのは、うるさくてたまらねえんだ。べつの音で打ち消さないと」
 と、あぐらをかいたモモくんは答え、またヘッドホンで耳をふさいだ。
 モモくんが授業中、ボーッと一点を見ていることが多いのは、もしかして頭のなかの自分だけの音楽を追っていたからなのかな、と僕は思った。
 尾長はほとんど会話に参加せず、ゲームをやっているか、テレビをつけっぱなしにして漫画雑誌を読むかだ。
 僕はダイニングテーブルにノートを広げ、夏休みの宿題をやることが多かった。僕の手が長時間止まっていると、梶取さんが横から間違いを指摘したり答えを教えてくれたりした。梶取さんは頭が良かった。
 梶取さんは僕の宿題を見るかたわら、手足の爪にマニキュアを塗った。密閉された部屋にシンナーの刺激臭が充満した。
 「くせえ」
 と、モモくんがヘッドホンをむしりとって叫ぶ。「頼むからベランダでやってくれ」
 「熱いし日に焼けるからいやだ」
 と梶取さんは言う。
 結局モモくんと梶取さんは、二人でベランダに出るということで話をつけた。モモくんがさしかける黒い雨傘の陰で、梶取さんは爪塗りを続行するのだ。
 「仲、いいね」
 と、僕は尾長に話しかけた。尾長はちらっとベランダを見、「ふん」と返事だか鼻息だかわからない空気を漏らした。
 「たしかに梶取さんには、いままでの女と違う扱いをしてる」
 「どう違うの」
 「本人に訊けば」
 僕はどうしたって、尾長とはそりが合わなかった。
 日が沈んでから、僕たちはたまに一緒に遊びに出かけることもあった。
 川向こうの山の上にある遊園地は、夏休みのあいだだけ夜間も営業していた。芝生の広場に蛍が放される。黄緑色に輝く小さなその光を、僕は生まれて初めて見た。明滅するたびに澄んだ金属音が聴こえてくるような、そんな光だった。
 不思議なリズムでゆるやかに闇を横切っていく光の筋を、まわりにいく多くのカップルも、僕も、歓声を喉の奥に押し込めてじっと見守る。だけど尾長は、
 「死体から出る燐光って、これに似てるのかな」
 と、けっこう大きな声で言うのだった。ふだんは部屋の隅で、何かぼそぼそしゃべってるだけのくせに。
 大学生らしき男女が、雰囲気を読まない尾長を嫌そうに見て、僕たちのそばから離れていった。梶取さんは、
 「ここはたしかに殺戮の現場ね。水のない場所に蛍を放してるんだから」
 と、「昨日の夕飯に出た牛肉はちょっと筋が固かった」というのと同じような調子で、さしたる感情もこめずに状況を論評した。モモくんはじっと、夜の広場に立っていた。
 そのときふいに感じたさびしさを、いまでもよく覚えている。遠足の帰り道、祭りの酣、おいしい料理を食べ終えてしまったときみたいなさびしさを、いまでもよく覚えている。充実と虚無が表裏一体になった感覚。
 一緒に美しい光景を目にしているはずの僕たちは、「おなじ寂しさを感じている」という一点においてしか結ばれようがない。思考や倫理を超えた圧倒的な実感で、そう思い知った瞬間だった。その途方もない孤絶感と、だけどかすかに存在するひりつくような連帯感が、僕を激しく突き上げた。
 自分の、そして相手の、さびしさを感じ取ることでしか、だれかとつながる手段がないなんて。
 心とは、なんて皮肉な仕組みで動くものなのだろう。
 かそけき光の乱舞のなかで、モモくんの脳内に流れる音楽は、勇壮なものだったのか、哀しいものだったのか。それを知りたいとどんなに願っても、いまとなってはもう二度と、モモくんに尋ねることはできないのだ。
 僕たちは、遠く隔たれてしまったから。
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